歌集『地獄谷』
- shunjihioki

- 2021年6月23日
- 読了時間: 1分
私の小説『エメラルドの夜』は地獄谷を舞台にした作品です。
この小説の前に、私は歌集『地獄谷』を上梓しています。
歌集『地獄谷』は小説『エメラルドの夜』と呼び交わすような存在となっています。
本の写真を掲載しますが、カバーや中の扉には龍をあしらった装画が用いられています。
とても迫力があります。
装画は権藤凱曉さん、装幀は宮島亜紀さんにお願いしました。
どうもありがとうございました。
龍たちがこんなに多くざわめきてわが胸そこに波紋ひろがる
台北はいつも雨なり雨降ればわがのどはつひに渇きはじめる
ドラゴンの燃ゆる鱗と呼ばれたる赤き実を胸に抱きて帰る
濛々と湯気乱れたりわが身またひき裂かれほそくからまりあひぬ
みなどこへ消えむとするか地獄谷の湯気なるわれに絞め殺されて






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