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歌集『地獄谷』


 私の小説『エメラルドの夜』は地獄谷を舞台にした作品です。


 この小説の前に、私は歌集『地獄谷』を上梓しています。


 歌集『地獄谷』は小説『エメラルドの夜』と呼び交わすような存在となっています。


 本の写真を掲載しますが、カバーや中の扉には龍をあしらった装画が用いられています。 


 とても迫力があります。


 装画は権藤凱曉さん、装幀は宮島亜紀さんにお願いしました。


 どうもありがとうございました。





  龍たちがこんなに多くざわめきてわが胸そこに波紋ひろがる 


  台北はいつも雨なり雨降ればわがのどはつひに渇きはじめる 


  ドラゴンの燃ゆる鱗と呼ばれたる赤き実を胸に抱きて帰る  


  濛々と湯気乱れたりわが身またひき裂かれほそくからまりあひぬ

 

  みなどこへ消えむとするか地獄谷の湯気なるわれに絞め殺されて










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『エメラルドの夜』Wix.com で作成されました。

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