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こほろぎ




こほろぎ






       日置俊次歌集『記憶の固執』より 




こほろぎが草で綱引きするやうにゲーム機奪ひあふ幼らは


耳たぶのとほくはかなき日のにほひ洋梨ふたつ膝の児にむく


消えてゆくつくつくほふしさびしいよ児らの繭 空たかく流れて


蔑(なみ)さるること宥(ゆる)しえず草噛みてるろるろと啼くこほろぎわれは


公園の一群抜けて駈けてくる見る見る吾児のベールをまとふ





 子供たちのことを蟋蟀のようだと感じたことは何回もありますし、自分自身が蟋蟀だと思ったことも何度もあります。


 子供たちがどんどん大きくなって蟋蟀ではなくなっていくのは、ありがたいことではありますが、とても寂しいことでもありました。


 昔のゲーム機はコードでつながっていて、取り合いするときは、コードを引っ張り合ったりしていました。ゲーム機もどんどん変化していきましたね。



 写真はインターネットからお借りし、トリミングや加工をしました。感謝します。











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『エメラルドの夜』Wix.com で作成されました。

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