コブシの歌
- shunjihioki

- 2021年7月5日
- 読了時間: 1分
コブシの歌
日置俊次歌集『記憶の固執』より
三十路越えしわれの白髪を児が見つけもう死んでしまふのと問ふ
妹を涕(な)かせし兄も涕きだしてこぶしの花のゆらぎそめたり
夏風邪のをみなご麻の蒲団はぐかけてもはぎてくふくふ笑ふ
ひだまりの落葉と児らとジーンズと洗ひざらしのまどろみのなか
すみれほどの聖樹かざりて路に出て曇れる窓を児らと眺めぬ
四季を描いた歌です。
こぶしの花は、とても好きな花です。
何か清潔な感じがしますし、早春を感じさせます。
もちろん、春のすみれも好きですが。
「菫程な小さき人に生まれたし」
夏目漱石が明治39年に作った俳句ですね。
コブシの写真はインターネット上に出ているものの中から選んで、トリミングをして様々な加工をし、使用させていただきました。感謝します。





コメント