ノートル・ダム大聖堂
- shunjihioki

- 2021年7月2日
- 読了時間: 1分
更新日:2021年7月7日
ノートル・ダム大聖堂
日置俊次歌集『ノートル・ダムの椅子』より
ノートル・ダムの冷気が胸をつきぬけてささやくリラのたわわなること
石畳も卓もコーヒーの鳶いろもわれもセーヌの無言へかしぐ
われはいまマリアの臓腑 戦地より吹く風を血のにほひを浴びて
クリスマスのうまやの模型〈村人〉は宙見あげうぐつと息とめてをり
ノートル・ダムは、左右対象に見えて、実は、そういう対称性をはみ出すものを多く抱えています。
眺める位置によって、本当に変化に富んだ、すこし奇妙な形を表していきます。
内部もよくできた左右対称構造のように見えて、バラ窓が異なっていたり、さまざまな非対称性を抱えています。
内部に差し込んでくる光も、もちろん一日中動き続けますが、主に南側から差し込みますので、左右対称ではありえません。
こうした感覚は機械ではなく、人体を思いださせます。
ノートルダムが炎上した時も、なにか人体が崩れ落ちていくような感触を覚えました。
写真はインターネットに載る多くの報道写真の中からお借りし、トリミングしたりぼかしたり加工しました。感謝します。





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