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ガーゴイル



ガーゴイル(ガルグイーユ)




      日置俊次歌集『ノートル・ダムの椅子』より


 

  重力が伽藍をつつむ 石獣(ガーゴイル)にすがりつきミサの鐘の音怺(こら)ふ


  ひとりの神、ひとりの神の子、聖霊とおほひかぶさり 臑(すね)が凍える


  聖母像 足もとに燃えるらふそくに焦げさうなわが影の黒髪


  木の椅子に結跏趺坐せし半日を背にして去らう ミサが始まる




 ノートルダムの欄干などにいるガーゴイルはみな面白い顔つきをしていますね。

 ほんとうに見ていて飽きません。面白いのですが、寂しく、悲しい表情です。


 一神教は、神もイエスも聖霊も三位一体でたった1人ということになっていますが、私にはガーゴイルも、台湾の龍も、みな、神の一員に見えます。鳳凰も麒麟も神の一員に見えます。観音様も媽祖様も玉女様も、そういう神的な存在です。もちろんこれは何の理屈もわからない無知な私の感覚であり、つぶやきに過ぎません。


 台湾では、一神教という圧力のようなものは一切存在せず、本当に気持ちが解放されました。八百万(やおよろず)の神がいるのが台湾です。


 インターネットに無数に載る画像の中からお借りし、トリミングしたり加工しました。感謝します。






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『エメラルドの夜』Wix.com で作成されました。

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