聖水盤
- shunjihioki

- 2021年7月2日
- 読了時間: 1分
聖水盤
日置俊次歌集『ノートル・ダムの椅子』より
簒奪されるひかりにとけてゆふぐれのルーヴルのピラミッドより動けず
ゴムタイヤ焼けるにほひと乗る地下鉄(メトロ) 鞄のひもを腕に二度巻く
炎天を逃れて入りしノートル・ダムの聖水が涸れてゐるこの世なり
のつぴきならぬ問抱へきて薔薇窓の裏にまはればみな淤(どろ)のいろ
ノートルダムに入ると、いつも聖水盤の聖水を額につけ、十字を切っていました。40年も前の話です。
今のコロナ禍の中で考えると、あまり衛生的ではないのかもしれません。
その水が時々涸れてなくなっていました。
地下鉄は電車が車輪ではなくタイヤで走っており、音が日本の地下鉄より静かでした。
治安が悪いので、荷物を奪われないように、いつも要注意でした。
写真はノートルダムの聖水盤ではありません。インターネットに載る画像の中からお借りし、トリミングしたりぼかしたりしました。感謝します。





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