道成寺
- shunjihioki

- 2021年7月5日
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道成寺
日置俊次歌集『記憶の固執』より
沈澱する記憶を足でかきまはし居間めぐる渦のとがりきるまで
乱拍子かならず急之舞となる暉(ひかり)はじけて押し寄せる翳
薙刀(なぎなた)で天突くやうに放すとふ釣鐘の綱われは放さむ
きれぎれの記憶の固執炎(も)えあがりとけゆく鐘ととけるほかなし
眸(め)にも脣(くち)にも炎ゆる金泥あふれさせ般若は女体と定めしひとはや
お能の重要な曲に『道成寺』があります。
乱拍子は小鼓とシテの命を懸けた対決といってもいいのですが、本当に息が詰まります。
鐘入りももちろん、息が止まります。
こんなに息が止まったり詰まったりする曲はほかにありません。
写真はインターネットからお借りし、トリミングや加工をしました。感謝します。




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