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サファイアの夜明け 2021.8.9

更新日:2021年8月29日





サファイアの夜明け  


 このたび、小説『サファイアの夜明け』を出版しました。

 自分で出版社を立ち上げ、「日置研究室」というブランド名を付けました。

 自分一人で、編集から構成、校正、版下作成、デザインまですべて行いました。


 


『エメラルドの夜』と『サファイアの夜明け』について


 『エメラルドの夜』では、相似形の過去を持つ2人の登場人物、ヒナタと亞圖木正雄が、運命の出会いをする物語が描かれています。

 舞台は台湾の台北にある北投地区であり、正雄が短歌を作るシーンが何度も登場し、その歌を鍵として、謎解きに似た物語が展開していきます。

 30歳も年齢の離れたヒナタと正雄は、台湾人と日本人であり、台北の大学において学生と教授の関係にある。心に深い闇を抱えた2人は、立場と境遇の違いを乗り越えて、次第に心を通わせていきます。


 「身を要なきものに思ひなして」東に下る男を描く歌物語の伝統に基づきながら、台北と東京を往復する魂の叫びを綴る小説です。

 台湾の風土や風俗が克明に描かれていきます。

 背景となるのは、地獄谷と呼ばれる温泉地区です。そこにはエメラルド色に沸き立つ源泉の湖があり、常に濃密な湯気に取り巻かれています。

 その白い湯気の中にいつか読者もいっしょに迷い込んでいきます。


『サファイアの夜明け』はその続編であり、湯気に包まれたエメラルド色の湖のほとりで、ヒナタと正雄の関係が深まりを見せていきます。

 その2人をつなぐ絆のように現れた龍の影が、生者と死者、日本とヨーロッパ、日本とアジア、過去と現在という異次元を往還する通路となり、そこより巨大な時空を前にした魂の冒険が始まっていきます。

『エメラルドの夜』『サファイアの夜明け』は、芥川龍之介がキーワードとなる小説であり、芥川にオマージュが捧げられています。

 芥川龍之介を縦糸として、現代という時代が浮かび上がり、「なぜ台湾なのか」「なぜ短歌なのか」という謎が、ゆっくりと解きほぐされていきます。


 台湾に興味を持ち、これから台北を訪れようとする人には、ともに必読の作品です。


 カバーデザインも、物語の一部に取り込まれ、重要な役割を果たします。


 作品執筆から、カバーデザイン、ISBN取得、バーコード作成、奥付制作まで完全に一人で行うと、そういう操作が可能になります。


 こちらの日置研究室のブログもご覧ください。






 写真はサファイアの夜明けのカバー表紙と裏用紙です。



 
 
 

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『エメラルドの夜』Wix.com で作成されました。

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