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「かりん」7月号の歌   2021.11.14



「かりん」7月号の歌



少しさかのぼりますが、「かりん」7月号に載せた歌をここに掲載します。



       白き花、赤き種      

葉の上に平たく白く噴き出して細かき花の騒ぐみづきは

大樹なるみづきは空に花の卓連ねたり客よ舞ふつばめらよ

いろはかへでといろはもみぢは隣人で似かよふ枝を春風とほる

いろはかへでの種赤らみていろはもみぢは赤く染まらず若葉の上で

花散りしのちのやまぶき律儀なり五弁の萼を枝にならべて

池の面にかいつぶりの雛一斉に泳ぎだす無敵のあやふさである

はくうんぼくの花地に向きて躊躇なくまつすぐに黄のしべを噴くなり

はくうんぼく花ひとつづつ散りきたるずつしりわれを打ちのめしつつ 


写真はWIX素材です。




 
 
 

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『エメラルドの夜』Wix.com で作成されました。

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