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香水



香水




      日置俊次歌集『ノートルダムの椅子』より



 隣席のほんのりにがき香は「MITSOUKO(ミツコ)」日本がどこかも知らぬうなじに


 「非常識(アンサンセ)」「毒(ポワゾン)」「エゴイスト」調教をしきれぬ魔ものの香るフ 

 ランス


 極東アジア生まれのこんなほそい眼に雪の伽藍の吐息がとどく


 雪降りつむ〈霏霏(ひひ)〉が聞こえる 聖堂正門(ファサード)の五百(いほ)の石像に人声

 絶えて




 フランスの香水の名前は、独特ですね。みんな、癖や毒を持っています。そういう毒の中の魅力のようなものを、フランスは教えてくれますね。そういえば、エッフェル塔の形も香水瓶に見えます。


 写真はインターネットに無数に載るエッフェル塔の画像の中からお借りし、トリミングしたり加工しました。感謝します。









 
 
 

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『エメラルドの夜』Wix.com で作成されました。

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